Mac の Cursor:チャット履歴を残してキャッシュを整理する
Cursor はキャッシュの近くにチャットやワークスペースのデータも保存します。中身を確認せず大きなフォルダを消すと、残したかった記録を失うことがあります。まず保存先を区別しましょう。
要点
- 要するに: Cursor はキャッシュをチャットやワークスペースのデータのすぐ隣に置いているので、まず各フォルダの中身を確かめましょう。
- 気をつけたいこと: チャットのデータベースやワークスペースの履歴は使い捨てのキャッシュではありません。いちばん大きなフォルダをむやみに消すと、残したい記録を失うことがあります。
- Mint なら: Mint は Disk タブで Cursor のストレージを表示し、認識できた掃除候補を確認用に並べます。
Cursor の容量はどこにあるか
まず ~/Library/Application Support/Cursor を確認します。インストール済みの拡張機能は通常 ~/.cursor/extensions にあり、キャッシュではありません。プロジェクト自体もビルド出力、node_modules、データセットで大きくなりますが、この記事では Cursor 自身のデータを扱います。
この Application Support ディレクトリの中にある User/globalStorage/state.vscdb は、チャット履歴やアプリの状態を含むことがある SQLite データベースです。保存構造は Cursor のバージョンで変わるため、これらのパスは確認の出発点として使ってください。
User/workspaceStorage/<id>/ にはワークスペースの状態、ローカルデータベース、images/ 内のチャット画像などが入ることがあります。プロジェクトを移動したり削除したりしても、このフォルダは残ることがあります。workspace.json があれば、どのプロジェクトのものかを確かめるのに使えますが、1 つのプロジェクトに 1 つのフォルダとは限りません。
Cache、CachedData、Code Cache、GPUCache は ~/Library/Application Support/Cursor 直下のキャッシュフォルダです。ここまでに挙げたチャットや状態の保存先とは別です。確認する前に Cursor を終了してください。
キャッシュを手作業で整理する
- Cursor を完全に終了します。
- Finder の「移動 → フォルダへ移動」で ~/Library/Application Support/Cursor を開きます。対象フォルダのサイズが一覧に出ない場合は「情報を見る」で確認します。
- Cache、CachedData、Code Cache、GPUCache のうち、あるものだけをゴミ箱へ移します。Cursor ディレクトリ全体は削除しないでください。
- Cursor を開き直し、チャットとプロジェクトを確認してからゴミ箱を空にするか判断します。キャッシュは必要に応じて再作成されます。ゴミ箱へ移すだけでは使用容量は解放されません。
キャッシュとして消さないもの
Cursor のルートディレクトリ全体を削除すると、ローカル設定、状態、チャットデータが失われることがあります。実行中の state.vscdb に手を加えたり、使用中のデータベースに VACUUM を実行したりしないでください。データベースの保守はこの記事の対象外です。
プロジェクトをアーカイブへ移しても、チャットのバックアップにはなりません。残った workspaceStorage に必要なチャット、画像、編集状態があるかもしれません。対応するプロジェクトを確認し、必要な記録を保存してから判断してください。
Mint でできること
Mint の「ディスク」タブには Cursor の使用容量が表示され、Mint が見分けた整理候補を確認できます。測った容量が、そのまま空けられる量とは限りません。チャットデータベースやワークスペースの履歴は使い捨てのキャッシュではないので、各項目と処理の条件を確かめてから操作してください。
よくある質問
キャッシュを消すとチャットも消えますか?
上記の四つのキャッシュは、チャットや状態の保存先とは別です。Cursor を終了し、対象をその四つに限定してください。親ディレクトリやワークスペース履歴は削除しません。
workspaceStorage は削除できますか?
workspace.json があれば対応するプロジェクトを確認し、チャット、画像、編集状態が不要か判断します。プロジェクトの移動や削除だけでは判断できません。
拡張機能はどれくらい容量を使いますか?
拡張機能によって異なります。ダウンロードサイズで推測せず、~/.cursor/extensions 内の実際のサイズを確認してください。
Cursor が残したデータを確認
スキャンして「ディスク」タブで Cursor を探してください。